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平成 27年1月12日
長い間、お休みを頂きました。m(__)m
年末、開業柔道整復師のE先生とお話しした折、話題に上った「鋭角屈曲位と鈍角屈曲位」について、Blogに取り上げました。
太郎の持っている本を探しても、この定義について書かれていませんでしたので、ご存知の方はコメントを通してご教示ください。m(__)m

IMPRESSIONS太郎の所感


  • 【学生の皆さんへ】

    今年、認定実技審査が実施される対象となっている学校は、全国で93校。
    そのうち28校では、11月6日(日)、全国に先駆けて認定実技審査が実施されました。

    整復実技では、前腕骨遠位端部骨折(Colles骨折)や上腕骨外科頸骨折、それに肩関節脱臼の出題が多かったようです。
    中には、臨床的に近年多くなってきている軟部組織損傷(主に膝部損傷)を主体に出題された学校もあったようです。
    やはり、認定実技審査では、「骨折」、「脱臼」および「軟部組織損傷」をあわせた15項目すべてを網羅して対策しておく必要がありそうです。

    また、柔道実技では、浮落や背負投などが多かったようです。

    【H丼先生(A校)、U先生(K校)、T先生(N校)ほかからご提供いただいた情報を元に】

    平成23年11月6日

  • 【3年生の皆さんへ】

    先日、太郎の学校では、3年生を対象にした整復実技の試験が実施されました。
    認定実技審査を目前に控え、認定実技審査の模擬試験を兼ねたものです。
    そこに、太郎は審査員として参加しました。
    認定実技審査が迫ってきているだけに、認定実技審査においての合格レベルにまではほぼ達しているようです。
    でも、日ごろの練習ではできていたことが試験のときではできなかったり、ちゃんと覚えているはずのことが試験のときにはうまく言えない人が多数見受けられました。

    今回試験を受けた3年生の皆さんには、太郎は日ごろ、国家試験対策講義で顔を合わせています。
    ですから、3年生の皆さんとは、知らない間柄ではありません。
    にもかかわらず、いざ試験となると緊張感が高まり、先に示したようなことになるのです。

    臨床現場に出て間もないころも、これに似た感覚になります。
    ですから、認定実技審査をはじめ整復実技の試験はいわば、度胸を据えるため(?)の試験と考えることもできるでしょうね。

    さて、太郎が今回審査を行って、とりわけ今年度に認定実技審査を受審される皆さんにも気を付けた方が良いことをいくつか述べておきましょう。

     整復操作を説明する口述と、実際に行う整復操作が異ならないように。
    分かりやすく言えば、「言っていることと、やっていることが異ならないように」ということです。
    緊張しているせいでしょう。
    例えばコーレス(Colles)骨折の整復操作において、「掌屈・尺屈・回内します」と口では言っているものの、実際は掌屈も尺屈もできていないなどですね。

    整復操作時に、患部に不用意な動揺を与えないように。
    整復によっては、術者が姿勢を変えることもあるでしょう。
    整復に際して術者は原則、できるだけ姿勢や足の位置を変えないことが望ましいといえます。
    それは、術者が動くことによって、肝心の患部に不用意な動揺を与えかねないからです。
    でも、やむを得ず術者が動く必要があるという場合は、患部に注意を注いで、そこには可能な限り動揺を与えないように配慮しましょう。
    認定実技審査での患者さんは、実際に骨折や脱臼をしていませんね。
    ですから、痛がることもありません。
    だからと言って、患部に動揺を与えて良いという理由にはなりません。

    整復操作に必要な末梢牽引は、それが必要な間は維持するように。
    ほとんどの整復操作においては、末梢方向への牽引が必要とされます。
    また、その牽引は、整復位が得られるまで持続し続ける必要があるものばかりです。
    「末梢牽引を維持しつつ・・・」なんて言いながら、他の操作を行ううちにその末梢牽引を忘れて有効な牽引ができなくなっていることも多いようです。
    また、末梢牽引をしながらの操作であるのに、術者の手(指)が遠位骨片から離れたりくっついたりしたりしていては、牽引が維持できているとは考えにくいですね。
    術者の指の位置を変えるときは、本当に必要なときに行う持ち替え操作などです。
    「牽引し始めたけど、この場所だったらちょっと牽引しにくいから」なんて考えて持ち替えてしまうのはいけませんね。


    平成23年11月4日

  • 【柔道整復師の皆さんへ】

    前腕両骨後方脱臼に対する応急手当としての整復は、医師の同意を得ることなく行っても合法です。
    とはいうものの、肩関節や顎関節の脱臼に対する整復に比較して、前腕両骨後方脱臼の整復には格段の技術が要求されるといっても過言ではないでしょう。

    その理由は、この脱臼に対する整復操作においては、二次的合併症を引き起こす危険性を多く伴うからです。

    二次的合併症というのは、整復操作をはじめ、固定期間中や運動療法などを実施する後療段階において、新たに引き起こす合併症です。
    これに対して、受傷と同時に合併するのが一次的合併症(併発症)ですね。

    前腕両骨後方脱臼に対する治療で、臨床現場において特に注意を要すべきものには次のようなものがあります。

     整復時   どの脱臼にも共通することですが、末梢牽引の手順、方向、牽引力など、整復操作が不適切では整復が成功しません。
     整復操作によっては、尺骨鉤状突起骨折を合併する危険を伴います。
    暴力的な整復操作(無理な整復操作や急激に行う整復操作など)に起因して、のちに骨化性筋炎(異所性骨化)を招く危険を伴います。

     固定時 前腕両骨後方脱臼では、骨折と大差ない腫脹を呈します。
    整復(固定)の時期によっては、そのときに予測したもの以上に腫脹が出現してくる可能性があります。
    その場合、固定施行時には適切な強さであっても、のちに増大した腫脹によって結果的には緊縛包帯(または緊縛固定)となり、血行障害を招く危険を伴います。

     後療時 不適切な後療法(無理な他動的強制運動や強すぎる手技療法など)によって、のちに骨化性筋炎(異所性骨化)を招く危険を伴います。

    さて、前腕両骨後方脱臼の整復操作において尺骨鉤状突起骨折を招く危険性は前述したところです。
    では、整復操作さえ適切に行えば、この部位の骨折は合併しないのでしょうか?

    残念ながらこの骨折は、二次的合併症として合併するのみならず、一次的合併症(併発症)として起こることもあります。
    というよりも、尺骨鉤状突起骨折は、前腕両骨後方脱臼の併発症の中ではもっとも発生頻度が高い骨折なのです。

    太郎のひとりごと(Blog)

    「トレーナー活動中に遭遇した前腕両骨後方脱臼(1)−K先生の体験談から」

    平成23年11月2日

  • 【柔道整復師を目指す皆さんへ】

    太郎の学校で開催されたオープンキャンパスに参加してきました。

    オープンキャンパスというのは、学校への入学を考えている(迷っている)人や保護者の人たちを対象に、学校施設を公開するとともに、学校に関する知識を深めてもらうものです。
    太郎はこの日、個別面談といって、参加してきてくれた人たちの中で個人的に相談がある人たちを対象にした面接を担当しました。

    個別面談の中でとりわけ多かった相談には、次のようなものがありました。

    ・ 入学試験(学科試験)のレベルはどれくらいですか?
    ・ 奨学金について教えて下さい。
    ・ 入学してから学ぶ授業には、どのようなものがありますか?
    ・ 学校で学ぶ3年間、生活費を工面する方法はありますか?
    ・ 在学している間、研修できる場所(接骨院など)はありますか?

    平成23年10月29日

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第14回〜第18回国家試験
第14回〜第18回柔道整復師国家試験問題と解説
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第19回国家試験
今年3月に実施された国家試験問題そのもののPDFファイル
午前の部 ・午後の部 ・別冊

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開業柔道整復師として接骨院を開業しながら、柔道整復師養成施設(専門学校)では教鞭を執っている、やや真面目な普通の柔道整復師です。

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